自己流園芸ベランダ派 & 植物男子ベランダーについて2
自己流園芸ベランダ派 さっそく駆け足で読んでみました。
新聞連載をまとめたもののようで、短編の楽しいコラムが満載で普段本を読まない方も細切れの時間で楽しく読めるのでお勧めです!下を向いて咲く桜のようにドラマに引用された良いエピソードもあれば、アマリリスの件のように思わず声に出して笑ってしまったものも。中でも、ブロッコリー(スマトラ地震)の章では思わず手が止まってしまいました。
では東日本大震災の時は何を考えておられたのだろうか 想像ラジオは書かずにはいられなかった・・・いや、書こうと思い立つまでも大変な葛藤があったであろうことは、想像ラジオの作中からもあふれ出している。
いとうせいこう氏自体、教養のない私はEテレで放送していた「天才テレビくん」の人くらいのイメージしかなかったのですが、ノーライフキングのように30年も前に今のネット社会を予言したような小説を書いていた事だけでも驚きだったのに、家庭菜園や園芸にまで精通されていたとは! いやはや、いとうせいこう氏に限らず サブカル界の方々の多才ぶりには頭が下がります。
なお、自己流園芸ベランダ派には前作があり
ボタニカル・ライフ―植物生活 (新潮文庫): いとう せいこう
こちらがドラマの元ネタと解説している方もおりました、機会があれば、ブログの文体の参考としても読んでみようと思います。
自己流園芸ベランダ派 & 植物男子ベランダーについて1
NHKBSでseason2が放送中のドラマ「植物男子ベランダー」の原作本買いました。
http://www.nhk.or.jp/verandar/index.html
普段NHKの朝ドラ位しか見ない僕ですが、面識のある方がこちらにかかわっておられると聞いたのと、花き生産という職業からの義務感もあり番組を視聴し始めました(合間にseason1再放送していますし、がんばればWeb上に・・・)。
ドラマの印象は。一言でいえば微妙です。もう少し具体的にいえば、製作者の一定の年代の(僕の年代!?)のサブカル要素が強すぎて、園芸の要素が消し飛んでいる感じです。
クールの途中からクレームが付き園芸部分にテコ入れが入ったとの事ですが、僕からしたらこの内容にそちらの専門知識を求めるほうが野暮な気がするのですが・・・。
ともあれ、season2が作られるほど需要があったのは素晴らしいことです。
ところで、肝心の本の内容は・・・また後ほど触れるつもりではあります。 ではまた!
まんがでわかるのか? ピケティ・アドラー・・・
まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」に続いて ついに我が家にやって来ました。(こちらは、出版社は別のようですが・・・)
嫌われる勇気がインテリ層にウケているらしいことを例によって Life podcastの塚越健司氏の回などで知り、勢いで買ったは良いものの完全積ん読状態でしたが、こちらの解説書でがんばって読んでみようかという気にさせてくれました。
マンガ版の評価についてはAmazonのレビーにほとんど同意ですが。僕が付け加えるとしたら、物語として読むと ○○省認定の道徳の教材かっ!ってくらい良い話のオンパレードで、最低です!
でも、超約の解説書と思って読むと、原書ではどういう書かれ方をされているのかがとても気になって来る、お勧めです!って書けば書くほど自分にプレッシャーが・・・いつか 嫌われる勇気の感想が書けるよう、期待せずお待ち下さい。
自己紹介にかえて1
我が家の温室前景です。
こうして見ると青々とした田んぼに背景の山に青い空と、まるでWindowsXPの背景かと見紛うばかりの田舎の景色ですねw
もちろん我が家にも田んぼはありますが、自作地二町歩弱という規模は平均的農家の約二倍位とはいっても、稲作専作農家の規模からしたら最少クラスかと思われます。
あくまでメインはこちら温室を使った花卉栽培で、夏秋ギク(一輪菊)+ストック+パンジー(切り花)などを家族経営で営んでおります。
たとえ規模は小さくとも一経営者といえば聞こえも良いですが・・・仕事以外の雑務(消防団・祭事・PTA等など)にふり回されるという事実には、同業および自営業者の方々には激しく同意いただけるものと思います。それだけにとどまらず、子育て・親および祖父母の介護等など、雑務の合間に農作業をしていると言ったほうが近い感じです。
脱サラ農業を考えている方がいたら、この辺よ~く考慮されたいと存じます。
とりあえず、今日はこの辺で。
僕の情報源2 僕がDVDレコーダーを使い続ける理由
我が家には、いまだ現役で DV-DH161T(2005年地デジ試験放送開始時購入) および DV-DH250D(2006/5/下旬発売のものを中古で購入)が動作中です、
価格.com - 日立 Wooo DV-DH250D スペック・仕様
どちらの機種も保障期間もとっくに過ぎDVDドライブ&内臓HDDは自分で分解交換修理しながら使い続けておりますw
なぜそこまでして使い続ける理由があるかというと・・・大きな声では言えませんが番組を簡単にパソコンに保存できるからです・・・おい!
具体的な方法は CPRM解除 や AutoUnCPRM でググっていただくとして、映画以外はなるべく低画質で録画して、スマホで仕事中は音声のみ視聴しています。
番組は9割方NHKおよびEテレの報道・ドキュメンタリーがほとんどです(偏っててすみません!)
中でも、震災直後のEテレの原発ドキュメンタリー関係は衝撃的でした(ネットワークでつくる放射能汚染地図・サイエンスZERO等々)、ここまで報道して大丈夫なのか?と感じていたら案の定・・・
それはさておき、DBレコーダーもメディアも急激に安くなってきたので何れ移行するとは思いますが、まだこの環境を手放す気には なっておりません。
では、今日はこの辺で。
秘密の花園 三浦しおん 著
秘密の花園 三浦しおん 著
前述の高校生の娘の読書感想文課題のひとつ。
本屋大賞受賞の人気作者の作品という事で期待していた、解説および後書きを読んでやや不穏な予感を感じつつ半分ほど読み始めたものの・・・あまりのエグさ、生々しさに一時中断!
その後娘にAmazonのBookレビューを見てもらった処・・・同じような感想を持った人も確かに居るのだが、意外なほど評価が高い! 女性の立場だと見方が変わるのか!? 僕は、読んではいけない本を手にしてしまったのか!? 僕にとっては 桜庭一樹の「私の男」以来の○○な本でした。